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ジープ コンパスを検討していて『エンジンはどれくらいのもの? 非力じゃない?』と気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、現行コンパスのエンジンは全グレード共通で、2.4Lの自然吸気ガソリン(175PS)です。違いが出るのはエンジンではなく、組み合わせるミッション(6速ATか9速AT)と駆動方式、そして車の重さなんです。
この記事を読むと、カタログの数字が実際の走りや維持費にどう響くかが分かります。
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コンパスのエンジンは何cc? スペックを一覧で見ておきましょう
まずは数字をまとめて見ておきましょう。現行型(2代目M624・2021年6月マイナーチェンジ後の後期型)のカタログ値です。
エンジンはロンジチュードもリミテッドも同じ「2.4L直4・175PS」。グレードで変わるのはミッションと駆動方式です。
| 項目 | ロンジチュード | リミテッド |
|---|---|---|
| エンジン | 2.4L 直列4気筒 SOHC 16バルブ | 同じ |
| 総排気量 | 2,359cc | 2,359cc |
| 最高出力 | 129kW(175PS)/6,400rpm | 同じ |
| 最大トルク | 229N・m(23.4kgf・m)/3,900rpm | 同じ |
| 過給 | なし(自然吸気) | なし(自然吸気) |
| ミッション | 電子制御式6速AT | 電子制御式9速AT |
| 駆動方式 | FF | 4WD(Jeepアクティブドライブ) |
| 燃料・タンク | 無鉛レギュラー・60L | 無鉛レギュラー・60L |
| 価格(2026年6月1日現在・税込) | 5,140,000円 | 5,700,000円 |
出典はジープ公式サイトと大手カタログ媒体の諸元です。価格は経済変動加算額35万円を含んだ金額です。
「何cc?」と聞かれたら、答えは2,359ccです。税金や保険の区分では「2.0L超2.5L以下」に入ります。
エンジンの名前は「タイガーシャーク マルチエア2」。吸気バルブの開き方を電子制御で細かく変える仕組みが入っています。
ただ、難しい仕組みを覚える必要はありません。ターボの付かない、素直に回る2.4Lと覚えておけば十分ですよ。
175PSって速いの? 車の重さで割ると見えてくること
『175PSと言われても、速いのか遅いのか分からない…』という方も多いですよね。そこで、車重を馬力で割った数字で比べてみます。
数字が小さいほど、1PSで運ぶ重さが軽い、つまり軽快に動くという目安です。
| 項目 | ロンジチュード(FF) | リミテッド(4WD) |
|---|---|---|
| 車両重量 | 1,490kg | 1,600kg |
| 最高出力 | 175PS | 175PS |
| 1PSあたりの重さ | 約8.5kg | 約9.1kg |
| 1N・mあたりの重さ | 約6.5kg | 約7.0kg |
計算は車両重量を出力・トルクで割った概算です。乗員や荷物は含みません。
同じエンジンでも、リミテッドは4WDの部品があるぶん110kg重くなります。数字の上では、ロンジチュードのほうが少しだけ身軽です。
実は、この差を一番感じやすいのは街中の出だしです。高速道路の巡航では、どちらもゆとりを持って走れる範囲に入ります。

0-100km/h加速のような公式の加速タイムは、日本仕様では確認できませんでした。この記事では作った数字は載せず、車重あたりの比較だけで見ています。
ターボじゃないエンジンは非力に感じる?
最近のSUVは小さな排気量にターボを付けたものが多いですよね。それに慣れていると、2.4Lの自然吸気は少し性格が違って感じられます。
ターボ車は低い回転から太い力が出ます。一方コンパスの最大トルクは3,900rpm、最高出力は6,400rpmで出る設定です。
つまり、アクセルを深めに踏んで回転を上げたときに力が乗ってくるタイプなんです。
例えばこんな場面です。
「合流で思ったより踏み込んだ」
「回せばちゃんと伸びるけど、音は少し大きめだね」
こうした感想は、高回転型の自然吸気エンジンでよく聞かれるものです。逆に言えば、踏んだぶんだけ素直に反応するので扱いやすいという声もあります。
- アクセルの踏み加減と加速がそろっていて扱いやすい
- ターボの部品が無いぶん仕組みがシンプル
- 無鉛レギュラーで走れる
- 低い回転での力強さはターボ車ほどではない
- 坂道や合流では回転が上がり、音が大きくなりやすい
- 燃費はハイブリッド車と比べると伸びにくい
試乗のときは、平らな道だけでなく上り坂や合流のある道も走らせてもらうと、自分に合うか判断しやすいですよ。
街乗りと高速、どちらが得意なエンジン?
『結局、街乗り向きなの? 高速向きなの?』と気になりますよね。燃費の数字を見ると、性格がはっきり出ています。
WLTCの市街地モードは7km/L台、高速道路モードは14km/L台です。止まったり走ったりを繰り返すより、一定の速さで流れる道のほうが得意なエンジンなんです。
信号の多い街中では、発進のたびに回転を上げるので燃料を使いやすくなります。一方、高速では回転が落ち着き、2.4Lのゆとりが生きてきます。
週末に遠出する機会が多い方には、相性のいいエンジンと言えそうです。逆に、近所の短い移動がほとんどなら、燃費の数字は控えめに見ておきましょう。
6速ATと9速AT、ミッションの違いで何が変わる?
コンパスでエンジン以上に違いが出るのが、このミッションです。ロンジチュードは6速AT、リミテッドは9速ATを組み合わせています。
『段数が多いほうが偉いの?』と思いますよね。段数が多いと、エンジンの回転をおいしい所に保ちやすくなります。
| 項目 | 6速AT(ロンジチュード) | 9速AT(リミテッド) |
|---|---|---|
| 駆動 | FF(前輪駆動) | 4WD |
| WLTC燃費 | 11.8km/L | 11.5km/L |
| 市街地モード | 7.8km/L | 7.7km/L |
| 郊外モード | 12.5km/L | 11.9km/L |
| 高速道路モード | 14.6km/L | 14.2km/L |
燃費はWLTCモードのカタログ値です。
9速ATは段数が多いぶん、高速では回転を低めに抑えて走れます。ただ、リミテッドは4WDで110kg重いので、燃費の数字はロンジチュードがわずかに上です。
ここが大事なところです。ミッションの段数だけでグレードを選ぶより、4WDが必要かどうかで選ぶほうが後悔しにくいんです。
- 雪道や未舗装路を走る機会があるかを考える
- 高速道路を長く走る頻度を思い出す
- 試乗で街中の変速のなめらかさを比べる
- 差額56万円を装備と合わせて納得できるか見る
リミテッドの4WDは「Jeepアクティブドライブ」と呼ばれる仕組みです。普段は効率よく走り、滑りやすい場面で後輪にも力を回します。
さらに「セレクテレイン」で、オート・スノー・サンド・マッドのモードを選べます。エンジンの175PSを路面に合わせてうまく伝えるための装備です。
雪の多い地域にお住まいなら、エンジンの差よりもこの4WDの有無が大きな違いになります。走破性の詳しい話はコンパスの4WD性能で見られます。
装備の差も含めたグレード選びは、ロンジチュードとリミテッドの違いで詳しく比べています。
エンジンは燃費・税金・燃料代にどう響く?
エンジンの大きさは、走りだけでなく毎年のお金にも関わってきます。ここは購入前に押さえておきたいところですよね。
| 項目 | 金額・区分 | 根拠 |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | 年43,500円 | 2.0L超2.5L以下・2019年10月以降登録 |
| 自動車税(2019年9月以前登録) | 年45,000円 | 前期型の中古などが該当 |
| 重量税の区分 | 1.5t超2.0t以下 | 1,490kg・1,600kgとも同じ区分 |
| 燃料 | 無鉛レギュラー | タンク60L |
| 満タンで走れる距離の計算値 | 約708km(ロンジチュード)/約690km(リミテッド) | 60L×WLTC燃費 |
満タン距離はカタログ燃費で単純に掛けた数字です。実際は走り方や季節で短くなります。
60Lに11.8km/Lを掛けると約708km、11.5km/Lだと690kmです。実際の燃費はカタログより落ちることが多いので、これは上限の目安と見ておくと安心です。
初度登録から13年を超えると、自動車税は概ね15%重くなります。古い年式の中古を長く乗る予定なら、年数も確かめておきましょう。
レギュラーで走れるのは輸入車としてはうれしいところです。燃料のことはレギュラーかハイオクか・給油口の開け方でもまとめています。
昔のコンパスや新型とエンジンを比べるとどう違う?
中古を探していると、年式でエンジンが違うのか気になりますよね。ざっくり言うと、現行の2代目は日本仕様だと2.4Lが基本です。
| 世代 | 日本での時期 | エンジンの目安 |
|---|---|---|
| 初代 MK49 | 2012年3月〜2017年 | 2.0L FFから始まり、のちに2.4L・4WDを追加 |
| 2代目 M624(前期) | 2017年12月〜2021年 | 2.4L(燃費はJC08表記) |
| 2代目 M624(後期・現行) | 2021年6月〜 | 2.4L 175PS(燃費はWLTC表記) |
| 3代目(新型) | 日本未発売 | 1.2L直3ターボ+48Vマイルドハイブリッド(145PS)が報道ベースの予定 |
前期と後期で燃費の表記がJC08とWLTCに分かれるので、数字をそのまま比べないようにしておきましょう。
新型は排気量がぐっと小さくなり、モーターの助けを借りる方向と報道されています。ただ、2026年10月時点で日本発売日も日本価格も発表されていません。
『新型まで待つべき?』と迷う方は、新型コンパスの日本発売はいつ?で今分かっていることを確かめてみてください。

前期型の中古を選ぶ時に見ておきたいこと
前期型(2017年12月〜2021年)を中古で探す方もいますよね。エンジンは同じ2.4Lでも、年式によって組み合わせるミッションやグレード構成が違います。
例えば前期には、FFのスポーツや、4WDのトレイルホークといったグレードがありました。グレード名と駆動方式は、車検証と販売店の説明で確かめておきましょう。
前期と後期の違いは前期と後期の違いで詳しく比べています。
エンジン音や振動が気になったときは?
2.4Lの4気筒は、回転を上げると音がはっきり聞こえるタイプです。静かさを重視する方は、試乗で高速域まで試しておくと安心ですよ。
「アイドリングが止まらない」と感じたら、エンジンではなくバッテリー側の理由のこともあります。アイドリングストップは、電池の状態などで作動しないことがあるんです。
- エアコンを入れた状態でアイドリング中の振動を確かめる
- 信号からの発進で、踏み始めの反応を見る
- 上り坂か合流で、深く踏んだときの音と伸びを確かめる
- 高速巡航で回転数と車内の静かさを確かめる
アイドリングストップが効かない時の話はサブバッテリーの役割と交換、乗り心地や静かさは乗り心地とロードノイズで見られます。
価格の推移や今いくらで買えるかはコンパスの新車価格一覧、実際の値引きの目安はコンパスの値引き相場と交渉術が参考になります。
コンパスに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
コンパスへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
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よくある質問
コンパスの排気量は何ccですか?
現行型は全グレード2,359ccの2.4Lです。税金の区分では2.0L超2.5L以下に入ります。
コンパスの馬力はどれくらいですか?
最高出力は175PS(129kW)、最大トルクは229N・mです。ロンジチュードもリミテッドも同じ数字です。
ミッションはグレードで違いますか?
違います。ロンジチュード(FF)は6速AT、リミテッド(4WD)は9速ATです。
ターボやディーゼルのエンジンはありますか?
現行の日本仕様は2.4L自然吸気ガソリンだけです。新型は1.2Lターボとマイルドハイブリッドの組み合わせが報道されていますが、日本では未発売です。
エンジンオイルの交換はどれくらいで必要ですか?
交換の時期や量は年式で変わるので、取扱説明書かディーラーで確かめるのが確実です。手順は別の記事でまとめています。
まとめ
- 現行コンパスのエンジンは全車2.4L直4自然吸気・2,359cc・175PS・229N・m
- ロンジチュードは6速AT・FF、リミテッドは9速AT・4WDでミッションと駆動が違う
- 車重はロンジチュード1,490kg、リミテッド1,600kgで、身軽さはロンジチュードが少し上
- 燃費はWLTCで11.8km/Lと11.5km/L、自動車税は年43,500円
- 新型の1.2Lマイルドハイブリッドは報道ベースの予定で、日本発売は未発表





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